日中国交正常化30周年記念訪中を終えて
 

 日中国交正常化30周年の今年、相互の人の往来の中、5月には中国側から5,000人が日本を訪れ、この、9月21,22の両日北京に10,000人を超える日本人が集うと言う計画が実行され、私も妻も、その中の1人として21日から23日、北京を訪問してきました。
 元々北京に出発するその日、心臓の病に倒れた私としては、何かと思うことの多い旅でもありました。
 結果的には13,000人を超える日本からの訪問者、中国側も大変喜んでくれました。この計画を推進するための議員連盟(日中国交正常化30周年を成功・発展させる与党三党議員の会)が生まれ、私が会長をさせていただき、与党3党の幹事長をはじめ80名を超える衆参両院の議員が参加してくれた事もありがたいことでした。
 限られた日程の中、江沢民さんをはじめとする懐かしい多くの友人にも彼方此方で顔を合わせる機会がありました。
 江沢民さんの後継者と噂されている胡錦涛国家副主席とも久し振りにゆっくりお喋りを楽しんできましたが、穏やかな人柄は変わっていません。
 30周年記念事業がいろんな角度から進められております。私はその一つ、植樹に参加してきました。中国の緑が減少していることは有名です。今年も黄砂が日本にまで届くほどドライな気象が続きましたが、緑が増えれば少しでも変わるだろう、そんな思いで、植樹をしてきました。しっかりと根付いてくれる事を願っています。