国連水と衛生に関する諮問委員会議長の橋本は神戸にて行われていた国連防災世界会議の「国際機関特別セッション」に議長として出席をした。「水による災害は予見可能な場合が大部分であり、有効な警報システムさえあれば人命は守れる」等と出席者に対し訴えた。また、昨年12月に東京で行われた「水と衛生に関する諮問委員会」第二回会合において出された「水災害に関する緊急アピール」を紹介し「水災害による死者を2015年までに半減をする事を国連ミレニアム開発目標に加える内容で今会議でも検討をしてほしいと述べ、水害への備えについて「インフラ等の災害防止には多大な投資と長い時間が必要だが、人命被害は予報警報システムの導入と人々の意識喚起で劇的に減らせる」と呼びかけた。
神戸会議(国連防災世界会議)の「プログラム成果文書」に「国連水と衛生に関する諮問委員会」は「津波を含む主要な水災害がもたらす人命の損失を2015年までに半減せよという緊急アピールを発出した」と半減目標が盛り込まれた。
* エグランド事務次長(今回の主催責任者)は記者会見において「計画を実現すれば今後10年で災害死者数は半減する」と述べ、諮問委員会の意向を踏まえた発言をした。
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*国連「水と衛生に関する諮問委員会」とは
* メンバーは水・資金調達などの分野の世界的な有識者・オピニオンリーダーで構成
* ミレニアム開発目標達成のための水問題に関する国際的な対応の強化、世界に対するメッセージの発信、水に関する共通理念の確立を狙いとしている |