Sent: Sunday, September 16, 2001 8:07 AM
Subject: 橋本さんへ

橋本さんは、橋本派の最大派閥の長を務めているということで、橋本派は、自民党の中で、一番議員の数が多い,ということは、国民の負託が大きいということです。橋本派は、政策集団として、党の政策にどのように提言をしていくのか、派内の政策的な議論を公開してもいいのでは?
橋本派は、どんな政策を持っているのか,そんなところが分かりません。

M.W

*メール拝見いたしました。
私自身の考えは、自民党総裁選立候補の際、細かく公表しております。また、何かを行った時、海外に出張した時必ず報告をホームページで報告しております。夫々のメンバーもホームページに自らの考え方を発表しておると思います。平成研内部の議論を如何するかは、政策チームの内部作業まではどうかと思いますが、まとめた提言などを皆さんに知っていただく工夫は今、内部で考えております。
しかしご注意有難うございました。皆で研究する中、参考にさせていただきます。

橋本 龍太郎

Sent: Friday, August 31, 2001 2:36 PM
Subject: 一刻も早い景気対策を

はじめまして。
私ごときものが意見を申し上げるのはどうかと思っておりましたが小泉内閣の経済政策を見て思い切ってメールすることにしました。
私は以前から株式投資を行っており、最近ではネット上で投資のアドバイスなども行っているものです。 小泉政権誕生以来の環境は私が経験する限り最悪です。97年〜98年にかけてもひどいものでしたが、今はもう比べ物にならない状況です。
新聞をはじめマスコミでは4月の株式市場は小泉氏の構造改革期待で上昇したかのように報道されていますが、本当のところは橋本さんの200日プランを期待していたものと思っています。私も今度こそは失敗を教訓としてやってくれるものと期待していました。
少しでも経済を勉強すれば、四候補の中で一番現実的な政策を主張していたのは橋本さんであることは明らかで、橋本さんが前回犯してしまった過ちをまた繰り返そうとしている小泉氏が政権の座についたことに大変危機感をもっております。
また200日プランが実現しなかったことで、日本は再生への大きなチャンスを逃してしまったことはまことに残念でなりません 現在の株式市場は「痛み」で下げているわけではありません。内容を分析する限りハイテク株バブルの後遺症で下落しているもので、ここで痛みを伴う改革を行えば底値が見えなくなってしまいます。 しかもまだ、工程表などを作成している段階とあってはなおさら大問題です。
不良債権問題に加え今はハイテク不況も深刻化しているのですからまずは「ハイテク株の復権なくして、構造改革無し」というのが実情ではないでしょうか。規制緩和とIT補正予算を組むことで、株式市場の反発と構造改革の可能性を探ることが必要だと思われます。
橋本さんを応援している人も大勢いるはずです。小泉内閣は景気の実態を把握しているようには思われません。抵抗勢力の烙印を押されることを恐れずに、小泉内閣に対して一刻も早く景気回復を促す政策を取るように忠告してあげてください。
出すぎたことを書いてしまったことを、お許し下さい。
最後になりましたが、応援しています。がんばってください。

T.T

*メールでご意見をいただきながら、アメリカで起きた同時多発テロ、その直後総理の代わりにタイに飛びタクシン首相と会談するなどバタバタしており、お返事が遅くなったこと、申し訳ありません。
ハイテク関連にポイントを絞られたご意見にも敬意を表します。
既に私もいろいろな場所で意見も出していますが、報道にはなりません。まさに補正が勝負です。
ご意見に私の考えを付け加えさせていただくとすれば、小規模、いや零細の製造業に蓄えられている技術力を維持するための施策を平行させたいと思います(これは直接の証券市場対策ではありませんが底を支えるものとして考えておくべきだと思っています)。
これからの論議に参考にさせていただきますが、繰り返しお礼を申し上げます。
これからも気の付かれたこと、教えてください、有難うございました。

橋本 龍太郎

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