イランは基本的にドライな国、何処に行っても白茶けた泥の色が付きまとう。エルブルス山脈には雪が輝いていても、足元の色はやはり白茶、それだけに少ない緑が目に美しく映える。  
 砂漠と言うより土漠とでも呼びたい荒れ土の中に、それでも可憐な自然が息付いているのが素晴らしい。